F値と明るいレンズ・暗いレンズと被写界深度の関係
2017-09-01 10:09:07
絞り値(F値)とは、レンズを通って撮像素子上に写る像の明るさのことです。
絞り値はF1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11、F16、F22、F32のように表されます。
F+数値で表され、F値やFナンバーと呼ばれることもあります。
ちなみにレンズ や スペック表に F2.8-5.6 と書かれてある場合
ズームレンズで、開放F値の値が広角側F2.8 望遠側F5.6 となると言う意味です。
絞り値を変えると、絞りの開き具合が変わり、レンズを通る光の量が変わります。
レンズの最小F値(最大の明るさ)を示していて、これが小さいほど、明るいレンズと言われます。
たとえば、絞り値をF4からF5.6に変えると、レンズを通る光の量は半分に減り、撮像素子上に写る像も半分の明るさになります。
絞り値状態
絞り値を変えると、ピントが合って見える範囲も変わります。
絞り値を大きくするほどピントの合っている部分の前後もピントが合っているように見えてきます。
逆に、絞り値を小さくするほどピントの合って見える範囲は狭くなります。
ピントを合わせた位置に対して、その前後のピントが合っているように見える範囲を「被写界深度」といいます。
被写界深度の違い
(ウェブサイト写真素材)