カメラ用語集2
2017-10-20 09:45:45
120サイズフィルム
中判カメラに用いるフィルム。35ミリフィルムより幅が広いので画面も大きく写り、よりなめらかで、粒子が細かくピントの良い写真が仕上げられる。カメラのサイズにより、6×4.5cm、6×6cm、6×7cm、6×8cm、6×9cm各サイズがある。
135サイズフィルム
35ミリフィルムでパトローネ入りのフィルムをいう。35ミリカメラに装填して用いるもっとも一般的なフィルム。12枚撮り・24枚撮り・36枚撮りがあり、フィルム感度はDXコード方式で自動的にカメラにセットされる。
220サイズフィルム
中判カメラ用のフィルムで、120サイズの2倍の長さが巻かれている。6×4.5cm判で120サイズでは16枚撮りだが、220サイズでは32枚撮りとなる。カメラの切替えに120/220があるので、220にセットして写さないとピントが合わない。
35ミリカメラ
35ミリフィルムを使用する小型カメラで機動性が持味。多種多様の機種があるが、レンズ交換のできる一眼レフと簡便なコンパクトカメラに分けられる。
35ミリ判
35ミリフィルムを使用し画面サイズが24×36mmのフォーマット。すべての35ミリカメラが採用し、もっとも普及していて、大小各種サイズの中で標準的な写真のサイズとして扱われている。
35ミリフィルム
35ミリカメラに用いる35ミリ幅のフィルムでパトローネという容器に巻かれていて、135サイズとも呼ばれる。ネガ・リバーサル・黒白で種類がもっとも豊富。
645(ロクヨンゴ)判
120または220サイズフィルムと中判カメラを使って写した6×4.5センチの画面サイズでセミ判ともいう。35ミリ判に比べ面積で約3倍あり、トーン再現の美しさは一段上。カメラはAF(オートフォーカス)も搭載され小型カメラと同じに使いやすい。
69(ロクキュー)判
120または220サイズフィルムと中判カメラを使って写した、6×9センチの画面サイズでブローニー判ともいう。カメラは大型になるが35ミリ判に比べ面積で5倍以上あり、写した写真のシャープさやトーン再現の美しさは格段に優れる。