デジカメの話--- 赤目軽減
2017-10-06 09:57:33
赤目現象とは、フラッシュ/ストロボを発光させて撮影を行ったときに、人物やペットの黒目部分がウサギのように赤く写る現象をいいます。
いったいウサギの目になる原因は何なんでしょうか?
一言で言いますと、赤目現象は目の網膜が写った状態なのです。
網膜は毛細血管が多く赤いので、それがでウサギの目のように赤く写るワケです。
赤目軽減発光とは?
小さくストロボを発光させ、瞳孔が収縮したところで本当にストロボ撮影をしようと言うのが赤目軽減発光です。
瞳孔を収縮させるためのプリ発光から本発光まで1秒程度かかりますから、その間モデルもカメラマンもじっとしていないと撮影した写真がブレてしまいます。
撮影者ができる赤目防止策としては……
1網膜に直接閃光が届かないように、天井や壁に向けてフラッシュ/ストロボを発光させる。
2要はバウンス撮影ですね。
3カメラとフラッシュ/ストロボの位置を引き離す。
4後期処理
などなどです……
なお、それでも赤目現象が起きてしまった場合、それでも心配はご無用です。
最近はポストプロセスとして、自動的に赤目現象を補正してくれる、画像処理ソフトが一般的だからなのでございます。