デジカメ用語集(四)
一眼レフとは
ファインダー用のレンズと撮影用の一本のレンズで
兼用するタイプのカメラの総称
一般的には、光路の切り替えにカメラ内部にミラー(レフ)があり
それによって、普段はファインダー 撮影をするときのみ
ミラーが上がりフィルム または CCDに光が当たる仕組みになっています。
利点は、ファインダーで見た画像が、ほぼそのままの位置で写るため
パララックスに悩むことがない
また、高速なAF専用センサーが積めるのも一眼レフ特有の機構があるため
など、フィルムからデジカメに変わっても、利点のある機構になっている
ケルビンとは
異なる光の色を、温度で表したもので
晴天の太陽光を5500Kを基準に、
それよりも高い色温度になると、青白い光 (たとえば、曇りの日)となり
それよりも低い色温度になると、赤っぽい光 (たとえば、夕方や白熱電球)
となります。
ジャギーとは
曲線や斜め線を表示したときに、すこしギザギザに見える
現象をジャギーと言います
たとえば、このデジカメは少しジャギー画目立つ と言う場合、
斜め線などにギザギザが見える と言う意味です
ほかにも、ギザギザ現象 とか 階段効果 と呼ばれることもあるようです
オーバーとは
カメラの話で出てくる場合は、適正露出より露出過多の状態を指す
カメラの測光機能の傾向や
(このカメラのオーバー傾向だ と言うようなとき)
意図的にオーバーにするときに使う
(すこしオーバー目にして撮影しよう と言うときに使う)
回折とは
光が穴を通ったり、エッジを通過したりした後に
光が拡散して、後方の陰の部分に広がる光の現象
特にデジカメでは、記録素子が小さく
高いレンズの解像度を要求されるため
この光の回折現象によるレンズの解像度の低下が
問題になりやすく
多くのデジカメは F8までの絞りしかない
解像度とは
プリンターなどが、どのくらい細かな描写が出来るかを表し
デジタルイメージではよくDPIで表すことが多いようです。
また、レンズの解像度は 何本/mmで表すことが多く
こっちの方の意味は、1mmあたりに何本の線まで描写できるかを表しています。
階調とは
白から黒までの段階の色のこと
カラーの場合 白から赤 白から緑 白から青の
それぞれの段階のこと
この段階が多ければ、きれいな階調となる
解放F値とは(明るいレンズ・暗いレンズとは)
レンズの最小F値(最大の明るさ)を示していて
これが小さいほど、明るいレンズと言われます。
一般的にレンズの部分に F2.8 とか 1:2.8 と言う風に書いてあります。
明るいレンズの利点は、暗い場所でも、より速いシャッター速度
で撮影できるので、手ぶれ防止に役に立つ ほか
同じ焦点距離であるならば、被写界深度を浅くすることが出来るので
作画の自由度が上がることもメリットになります。
ちなみにレンズ や スペック表に F2.8-5.6 と書かれてある場合
ズームレンズで、開放F値の値が広角側F2.8 望遠側F5.6 となると言う意味です。
画角とは
写る範囲のことで
広角では、被写体を広くとらえるので、 広い画角といい
被写体を狭くとらえて、大きく拡大する、望遠は、狭い画角ともいいます。
ちなみに、焦点距離と画角を一緒にとらえて
焦点距離で画角を言うことが、一般ですが
その基準となるのは、35mmフィルムに置き換えての話で 実際には
記録面の大きさが異なると、焦点距離と画角の関係が変わってきます。
たとえば、1/1.8型のCCDを使ったカメラで 焦点距離が32mmの場合
35mmフィルムでは155mm相当の画角となります。
画素とは
デジカメの画像などは、小さな正方形の点がたくさん集まって写真を構成しています。
この小さな点を画素と言います。
また、CCDの画素の場合、CCDを構成する素子のこと
画素補完とは
画素と画素の間に、新たな画素を作り出したり、逆に間引いたりすることで
デジカメの中には、補完を使って
本来のCCDの画素数以上の画像サイズが得られる機種があり
これらの機能を画素補完と呼んでいます
一時は、この補完画素を実際の画素数のようにCMをして
問題になり、今では実画素を表示するように決まりが出来てます
画像サイズとは
デジカメの画像の大きさを、画素の数で表した物で
基本的に 画素数が多くなると画像サイズは大きくなります
画像フォーマットとは
デジカメで撮影した、画像データーの記録方式
画像の記録方式にはいろいろあるが
現行のデジカメでは JpegのExif方式が一般的
ちなみに他の画像フォーマットで有名な形式には
BMP PICT Tiff などがあります。