幻想的な写真におすすめ---NDフィルター

スローシャッターで写した写真は、人間の眼では見ることのできない幻想的な情景を表現できます。

NDフィルターについて

減光フィルターで、レンズに入る光の量を一律に減少させる効果がある。

一般的なNDフィルターは灰色または黒色で、その濃さの度合いによりND2、ND4、ND8、ND400などがあり、さらに日食など太陽の撮影を主たる用途とした、ND10000やND100000といった高い倍率のフィルターもある。

NDフィルターは、得たい減光効果により、濃さを選択する必要があります。

ND16やND8といった番号で濃さを表していて、その数字の意味は、ND8ならシャッター速度を8分の1にし、ND16なら16分の1にする事ができます。

（引用：http://camelife.biz/20164811/）

番号が大きくなるとその分減光効果も比例しますが、ND400以上になるとファインダーで被写体を確認する事が難しくなるので、初心者には扱いにくいとも言われています。

NDフィルターは重ねて使用する事もでき、例えば、ND8とND4のフィルターを2枚付けた場合、その効果は【８☓４＝ND３２】となります。

NDフィルターを使用

NDでスローシャッター撮影をする場合は、必ず三脚に固定しましょう。手持ちでは手ブレしてしまいます。

三脚で固定してもカメラ本体のシャッターボタンを押すときのチカラや反動でカメラ本体が揺れます。それがブレになることがあります。レリーズを使うことでカメラ本体のシャッターボタンを押さずに済むためブレ対策になるのです。

レリーズはカメラのメーカーや機種によって異なりますので、使用するデジタルカメラの機種に合った製品を購入しましょう。

NDフィルターの活用シーン

滝を絹糸のように、渓流を雲海のように


流し撮りや動画撮影など

夢幻な光（NDフィルターを使用して花火を撮ると花火の白飛びを抑えます。）


こんな海は美しいですね、夏の海の思い出を綺麗に保全します。
う

雲の動きをダイナミックに
撮影画像を見て、自分の思った通りの動感表現になるまで、シャッター速度や絞りを変更して撮ります。必要に応じて、露出補正で明るくしたり、暗くしたり調整してください。



（ウェブの画像素材）