記念撮影での構図と夜景を撮るについての撮影テクニック
1、記念撮影での構図の決め方
記念撮影をすると、あの風景を背景に・・・とか、あれを入れて撮りたいということがたくさんあると思います、
で、実際に撮影をしてみようとすると、人がえらく小さく写ってしまったり、入れたい物が小さく写りすぎて、いまいち・・という、経験があるかと思います
で、手っ取り早く背景をうまく入れる撮り方があります、やり方はすごい簡単なので、ぜひ実践してみてください
ポイント:先に写す背景を決める これだけです
背景は、動けないし動かせないので、まず写る背景を決めてしまいます、であとから、人にはいってもらって、ちょうどいい大きさになるところまで、動いてもらえば、構図を決めやすくなります
ちなみに、写したい背景の大きさを変えたい場合は、ズームを利用して、大きさを整えます
望遠にすればするほど、背景となる部分も大きく写り、広角にすればするほど、広く写ります
また、写すポイントとなる背景の位置や、人の位置は、3分割構図などを意識して決めると決めやすいかもしれません
2、手軽に夜景(イルミネーション)を撮る
*必要な機材 手ぶれ補正があり なおかつ 高感度設定のできるカメラ(可能ならばデジタル一眼レフ)
はじめに、この方法はどのカメラでもできるというものではないです。可能であるならば デジタル一眼レフ がおすすめとなります、デジタル一眼レフが手軽??
と思われた方もいると思いますが、せっかくなので続きも読んでいってください
三脚を構えて、フラッシュを使わずに撮影すること といえます。
やはり三脚を使った方法が一番確実で綺麗に撮れますが、この三脚って言うのは 意外と荷物になりますし 設置にも時間がかかるし大変なものなのです・・
ここ最近、手ぶれ補正といわれる技術も普及してきて、なおかつ高感度設定できるカメラも増えてきています そこで
三脚を使わないで、夜景やイルミネーションを撮ってしまおうって方法を紹介してしまいます
この手ぶれ補正を持ったカメラをつかって、感度をISO1600ぐらいにセットして撮影します、あとは、セオリーどおりフラッシュは使わない、これだけで、
大概の夜景やイルミネーションの撮影を三脚なしでこなしてしまえます、あとは、ちょっと画像が暗いかなと思ったら +補正をしたりしてみてください
実際に、ISO1600 で 手ぶれ補正レンズを使って撮った写真を一枚貼っておきます
(ちょっと、写真自体はいまいちなのですが;)(*^_^*)
感度 ISO1600 絞り F8 シャッター速度 1/10 露出補正 +0.7EV 焦点距離 100mm(換算150mm)
どうでしょうか??
このくらいのイルミネーションであれば三脚を使わなくても撮影できてしまいます。
この手のところは 人の出も多く 三脚を立てるのも 大変だったりするのですが
感度をISO1600ぐらいに設定して 手ぶれ補正機能を使う
この方法ならば、普通に撮影する感覚で撮れるので
フットワークも軽くなりますし 邪魔になりにくく
かなり撮影しやすい方法といえます
デジタル一眼レフがおすすめの理由
理由は 感度を上げると、デジタル一眼レフでもコンパクトデジタルカメラでも画質の低下は生じますが、高感度時の画質が コンパクトに比べて 圧倒的にいい と言うことに尽きます
とはいえ、人によって要求度も違いますし・・ コンパクトカメラの高感度の画質でも十分って方もおられると思います、その場合は 手ぶれ補正がついていて、
かつ ISO1600以上に設定できるカメラでしたら問題ないかと、十分かどうかは、レビュー記事とかのサンプル画像をみたりして、判断されるのが一番です
手ぶれ補正の種類
最後に手ぶれ補正の種類について、少し書いておきます、コンパクトカメラについては 一部方式をのぞけば違いは少ないのでその一部方式以外は端折ります
光学式手ぶれ補正
デジタル一眼レフでは ニコン キャノン パナソニックが採用
利点
・各レンズに特化して設計できるため、手ぶれ補正能力が 総じて高い
・ファインダーをのぞいてる時点で、手ぶれ補正の効果を目視することが可能
弱点
・手ぶれ補正機能付のレンズを購入しなければ、手ぶれ補正の恩恵にあずかれない
・手ぶれ補正のためのユニットを内蔵するため、どうしても レンズ設計が複雑化し
レンズの値段が高くなる また手ぶれ補正がついてないレンズに比べると大型化しやすい
CCDシフト式手ぶれ補正
デジタル一眼レフでは ソニー ペンタックス が採用
利点
・ボディー側で手ぶれ補正するため、装着できるほとんどすべてのレンズで手ぶれ補正の恩恵にあずかれる
弱点
・雑誌の検証などを見ても、手ぶれ補正の安定性は、光学式に比べると若干落ちるようです
・ファインダーで効果を目視することが出来ない
と、CCDシフト式と光学式は一長一短ですが、どちらにしろ、かなりの恩恵にあずかれます
最後に 同じく手ぶれ補正と銘打って入るものの、ちょっと要注意な方式を一つ・・
電子式手ぶれ補正
オリンパスμシリーズの一部 と ニコン CoolPix S7 と S8 で採用(他メーカーでも 調べるとあるかもしれませんが ^-^;;)
利点
作動部分がなく製造コストが安い?? かな
弱点
ぶれてしまった画像を、あとでレタッチでごまかそうって手法で、はっきり言って、ないよりはまし、ぐらいに思っていたほうがいいです
光学式やCCDシフト式のような 効果を求めるとがっくりくる可能性が高いです 汗
電子式以外のコンパクトデジカメの手ぶれ補正
電子式、以外のものは、コンパクトデジカメも光学式か、CCDシフト方式になります(ちなみに 電子式を採用してるカメラのほうが少数です)、コンパクトデジカメに限って言えば、光学式もCCDシフト式も差はないと思います