明るいタイプの偏光フィルター(ちゃんと効きます)-K&F Concept 日本

Reviews

Product Rater in Toкио

明るいタイプの偏光フィルター(ちゃんと効きます)

メーカーさんの商品説明写真からは判断できないので、人柱となりレビューします。
ちなみにレンズフィルターは様々なサイズで新旧含め、数十枚持っています。

結果、解像も落ちず期待以上に普通に効きます。

個人的にはカラーバランスも特に破綻はなく(気になればレタッチすれば良い)、ねじ込みも普通、レンズキャップは引っ掛かりが弱いですが、薄枠フィルターは国産品も同様です。回転枠はスカスカに軽いものではなく適度な重みをもたせているタイプ(好みの問題)。

レビュー写真はFUJIFILMのミラーレスにXF 18-135という67mm径の暗めなワイドズーム使用。
小雨なので大した写真ではなく申し訳ないですが、効果は判断可能かと思います。
プロテクトフィルターの上から被せても18mm(換算27mm相当)でケラれはありません(薄枠でないモノは2枚重ねだとケラれます)。個人的に撥水防汚は気にしていないのですが(拭けばよい)、試しにコーヒーをつけてみるとしっかり弾きました。

４つ並べた写真の上が本製品、下は数年前の国産高級グレード、左右は普及グレードの比較です。本製品は高透過率偏光膜の様で、露出はおおよそ1段分暗くなるだけ。他の写真は下が偏光を効かせた状態で、光源やカメラの設定は同一条件です。明るくないズームレンズ等に使用する際はアドバンテージとなり、日本メーカーの高級グレード品に比べ1/4以下の価格なのでコスパ最強だと感じました。(耐久性は判りませんがシッカリした作りなので多分平気でしょう)

高透過で色の薄いタイプなので、濃いタイプにあるような、回していると空がグッと暗くなりコンロラストがつく様な効き方ではなく、リフレクションをコントロールするのに有効というライトな効き方です。

実は、メーカー純正カメラレンズも含め、光学製品は全く同一の性能という事はありません。同じ型式のモノを複数台使うことが少ないので気がつかないのです。歩留まりの基準がメーカーごとに違うとは思いますが、この値段なら十分に試す価値もあるかと思います。個人的には十二分に満足でした。あと、K＆Fさんのフィルターは丸いしっかりしたケースが案外好みです。