K&F Concept Nano-X PRO シリーズ偏光フィルター 67mm を Sony SEL-20F18G の Sony A7RII でテストしました。私は風景写真では99%の確率で偏光フィルターを使用しています。この効果は後処理で再現することがほとんどできないため、偏光フィルターは減光フィルターと並んで私が定期的に使用する唯一の素材フィルターの 1 つです。

K&Fはスリムフィルターの一つです。これにより、超広角でのケラレを防ぐことができますが、狭いバージョンのため取り扱いがはるかに困難になります。デザイン上、これはほぼすべてのメーカーに当てはまります。結局のところ、フィルターの前面にはネジ付きソケットがあり、複数のフィルターを順番にネジで取り付けることができます。種類によってはレンズフードやレンズキャップも取り付け可能です。フィルターは、マグネット開閉式の高品質で丈夫なバッグに入っています。ちょっとした仕掛けとして、メーカーには掃除用のマイクロファイバークロスも付属しています。

ネジをきれいに緩めることができます。ロータリーバージョンはクリーンかつスムーズに動作します。スリムなデザインのため、取り扱いが非常に難しい場合があります。一方で、フィルターをレンズにしっかりとねじ込みすぎないように注意する必要があります。そうしないと、手で緩めるのが難しくなります。一方、フィルターを反時計回りに回すと、フィルターが十分にしっかりと締められていない場合、意図せずにフィルターが緩んでしまう危険があります。レンズフードを装着した状態では操作もできなくなります。

このガラスは日本の旭硝子製で、高度にコーティングされているようです。極端な倍率でも鮮明さの低下は検出できませんでした。赤みがかった部分への最小限の色の偏りを検出できました。しかし、これは実際にはほとんど目立ちません。使用したレンズはレンズフレアが発生しにくいレンズなので、フィルターが劣化しなくてよかったです。このフィルターはほぼ正確に 1 F ストップの光を吸収します。これは非常に優れた値です。フィルター効果は良好ですが、正直この価格帯でこれ以上のものは期待していませんでした。

添付の写真では、フィルターを使用した場合と使用しない場合の強い逆光での結果を確認できます。ここでは品質の違いやレンズフレアは見つかりませんでした。他の 2 つの画像では、葉にフィルター効果がはっきりと見られます。ここでは、太陽光が約90度の角度で茂みに当たります。偏光効果は明ら​​かです。ホワイトバランスはすべてのショットで一貫して日光に設定されました。ここでは、わずかな色の変化はほとんど見られません。

今までこの価格帯のK&F Conceptは気にしていませんでした。フィルターの結果は一流であり、高品質レンズの品質を損なうことはありません。残念ながら、このデザインではやや難しい取り扱いを我慢しなければなりません。K&F はここでも車輪の再発明をしているわけではありません。ただし、光学性能に関しては満点の5つ星を付けます。