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ちょうどいい三脚
使用目的によって求められる三脚は違うと思いますが、以下の場面で使用するにはちょうどいい三脚でした。子供の吹奏楽部の演奏の撮影に使用しています。主な会場は市民会館のホールや地元の公会堂の講堂、野外のお祭りの会場などです。ホールでは客席に着席した状態で撮影するので高さは1mちょっとあれば十分。なるべく足を短くしてエレベータを最大に伸ばしての撮影です。ミニ三脚の付いた一脚?でもいいくらいです。地元の公会堂などでは、会場の一番後ろから、イスに座っている人越しに撮影するのでアイレベルの高さが必要です。私は身長170cmですのでこの三脚の目いっぱいの高さがちょうどよかったです。上記の室内だとあまり頑丈さ?は必要ないのですが、野外イベントだと風だったり、人に当たったりで、ある程度しっかりしたものがよいです。これまではビデオカメラを買ったときのオマケの安い・軽い・しなる・全高低い(120cmくらい)三脚でしたので、風でぶれる、パンすると三脚ごと移動してしまう、といったものでした。雲台はVelbonのフリュード雲台に交換しましたが、風でも動かないし、パン・チルトしても三脚は動かず、撮影がとても快適になりました。今のところ自由雲台は使っていませんが、しっかりとしたつくりの分、重たいですね。マイクロフォーサーズ規格のカメラにキットレンズの望遠の構成には、この自由雲台はオーバースペックでした。野外の写真撮影などにはとてもいいものだと思います。
2018/07/27