67mm 可変 ND2-ND32 フィルター & CPL偏光 フィルター, 2in1

品番: KF01.1085

  • 9345
総合評価 4.9   114
Reviews
5
付けたからすぐに良い画が撮れるわけではなく、とにかく練習と経験が必要。
 マイクロフォーサーズで動画を撮影する際にC-PLを使っていましたが、光量の調整やボケにはやはりNDが必須なので、別々ではなく可変NDとC-PL一体型の物で探していました。ビデオサロンのインタビューを受けているプロの方の機材にもこのメーカーが出るようになっているので信用がおけるだろうと思い購入しました。○ LUMIX G VARIO 1:3.5-5.6/14-42のケラレ防止のためKenkoの52-67ステップアップリングにK&F Conceptの67mmを、SMC PENTAX-M 1:1.7には49-67ステップアップリングを装着し、レンズはK&F ConceptのPK-M4/3アダプターの組み合わせで使っています。から装着しています。NDとCーPL側の周囲はフラットですが一番手前側にローレット加工があるので取り付け取り外しはしやすいです。 NDの濃度調整ツマミは180度反対側にもあるため親指と中指で持ってしっかりと回せますが、「MIN」の表示はあるものの途中の数値や「MAX」などの表示はありません。現場で映像を確認しながら調整する物なのでごちゃごちゃとした表示は必要ありませんが、メモを取って備忘録にしようと思うとちょっとだけ手間がかかります。 ○ 映像で飯を食っていけるようなウデではないのであくまでも素人の手持ち機材による使用ですが、可変ND&C-PLを導入してみて気付いたことをピックアップします。 ◇木漏れ日などを撮影した場合NDなしだと枝や葉の縁ににじみが出るが、NDを装着するとにじみが減り見やすい画になる ◇日陰と日なた、空が混在するシーンの場合、NDを使用することで空の白飛びを押さえ青色を出しやすくなる ◇ほどよい抵抗があるので調整していても行き過ぎることがない。 ◇NDで光量を調整してからC-PLでテカリを抑える際、一体型なので、回しているうちにフィルターが外れるということがない ◆ ほこりが付きやすい感じがする ◆ NDの濃度の●印は数値にしてくれた方が個人的には良かったかも。 ○ まだ使いこなせるほどではないので練習していますが、オールドレンズの単焦点を絞り開放で使う際、NDなしだと真っ白けに飛んでしまう場合でも大きくボカシながら動画を撮ることができるようになりました。マイクロフォーサーズなのでボカすのは難しいケースが多いですが、フィルター1枚で背景のごちゃごちゃをボカせるようになったので、映像の幅は広がりました。 ただし買ったからすぐにすごい映像が撮れるという物ものではなく、場数を踏んでようやく使える画が撮れるようになっていくので練習と辛抱は必要です。● フィルターが黒いから目立ちやすいのとコーティングの性質かと思いますが、表面に小さいチリが付いた場合「ふうっ」と息を吹きかけても飛んでくれません。 どこのメーカーも同じですがフィルターに合わせてフィルターケースが大ぶりなので案外スペースを取ります。以前に58mmの3枚セットを買ったときは折りたたみタイプのケースに入れられたので、こちらのケースも複数枚になったときに収納しやすい工夫があると機材の持ち運びの際に困らないかなと思います。
2019/08/19